ライフル型スリングショットとはライフル銃の様な長い全長のスリングショットのことです。
なぜライフル型にする必要があるのか?というと、実際にスリングショット撃った事がある方は判ると思いますが、10m先の空き缶程度の的ですらそれなりに練習しなければ当たらないのです。
そこで、ライフル型にしてしまう事で、誰でも狙いをつければ狙った通りに弾が飛んで行くライフル型のスリングショットが誕生したようです。
しかしライフル型になり狙いやすくなったとはいえ、命中精度・威力・連射性・操作性・見た目など改良すべき点も多く、より良いライフル型スリングショットを目指し、今も世界のどこかで開発が続いているのです!・・・たぶん。
では、ライフル型になることでどの程度命中精度が良くなるのかといいますと、2011年現在で二号機は10mで20mm前後に集弾します。つまり10mの距離なら1円玉くらいの的を外さない性能です。
これを普通のスリングショットで実現するとなると、相当練習をしなければ実現できない精度です。
また、初弾の命中率が良い事もライフル型のいいところです。
普通のスリングショットは、室内の固定距離でどんなに練習しても、屋外などで距離や落差がある的を狙うと初弾はまずあたりません。
これは「狙い自体の精度」+「距離による落差計算」の感覚が非常にむずかしいためで、これらをマスターできて初めて名人になれるのです。
その点、ライフル型になると「狙い自体の精度」はある程度約束されているので、射手は「距離による落差計算」に集中できるのです。
スリングショットの愛好家の方からは、楽しむ要素を一つ減らすなんて邪道!・・・なんて言われそうですけどね!